2012-01-01から1年間の記事一覧

伝えるときの単純な話

情報伝達において、口頭だけ、よりも文書があった方が伝わりやすいし齟齬が発生しにくい。口頭では、自分が発言した内容を正確に記憶できないし、情報に抜けが無いかチェックが難しい。でも、文書化するのって面倒くさい。言った方が早い.......というのも分…

自分で作ったモノは自分で直せる」という当たり前を発見

先日参加したワークショップでの発見だった。当たり前といえばそれまでだが、私にとっては目から鱗。内容は(スポンジ的な何か削って、白いパテ的なもので塗ったりして、磁石を埋め込んだりして)立体マグネットを制作するというものだった。作り終わったと…

思い切りお掃除をした。

思い切りお掃除をした。 集中して、この機会に水回りの汚れを一気に綺麗にしてみた。 やはり、整理された空間は気持ちがよい。(w)気がつくと、見失っているときがある。手触りというか、実感というか、生きているという感覚を見失っているときがある。存在…

スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」

http://www.ted.com/talks/lang/ja/susan_cain_the_power_of_introverts.htmlアメリカの(特に男性)社会では「行動する人」=外向的な人物が理想化され、「考える人」=内向的な人はネガティブなイメージを付与されることが多いという。彼女は内向的な人の…

今日は生存学研究センター(立命館)のセミナーに参加してきた。

生存学とは、障害学と生命倫理学と中間を占める学問領域かと思う。今回のセミナーでは、産社の大谷いづみ先生の発表が印象的だった。(私も感銘を受けた)カズオ・イシグロの『わたしを離さないで‐原題Never Let Me Go-』(注意・以下ネタバレあり)を題材に…

[[]]*1344961618*最近読んだ論文まとめ(後でコメントする)

◆脳神経科学のメタ倫理学的含意 ―道徳判断と動機づけとの関係について― http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/OJ11/katagi.pdf内在性について、中途脳障害を鍵にアプローチした論文。 リサーチクエスチョンは興味深い。 ただ、道徳判断、動機づけetc 各論者…

「ことばときこえって?言語聴覚士の世界」に参加した

今日はなにわ橋駅で哲学セミナーに参加した。 http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/2012/000370.php後半は対話形式の哲学カフェだった。 そこで議論に上がった以下のトピックが興味深かった。・障害と治療について(何をもって正常と異常を判断すべきか、障害とは…

学力と階層

苅谷剛彦氏『学力と階層』を解説した内田樹氏ブログ。 要約すれば文化資本によって学力に格差が生じるという内容。 「努力する能力」は万人に均等に分配されているわけではない。努力する能力は子どもたちの出身階層に深く影響される。階層上位の家庭の子ど…

「再稼働反対」と「脱原発」は同時に語られると混乱する

私は、今回の「再稼働反対」「脱原発」を掲げるデモを観察する中で混乱を感じている。それは、デモという性質上当然のことではあるが、多義的な主張が「再稼働反対」「脱原発」というシンプルなスローガンで包括されているからである。 まず確認したいのは「…