人(相手も自分も)の持っている力を、信じ続けること


僕にとって、今月は節目になりそうな感じです。2つの大きな出来事をやり遂げることができました。1つは、春から転職したNPOの新人研修に区切りついたこと(まだ続きはするのですが....)。もう1つは、D×Pクレッシェンドのコンポーザーをやり遂げたこと(詳細はこちら→ http://www.dreampossibility.com/news/990/)。

2つとも、とってもしんどかった。新人研修は所属しているNPO精神障害者への就労支援をしている)が持っている4つの事業所(新大阪に2カ所、茨木市門真市)を1ヶ月づつ回り、全体像を掴みながら、サービスを利用している精神障害者と一緒に訓練を受けていました。それが終わって配属先が決まり、今月からは新大阪で支援員をしています。クレッシェンドでは、コンポーザーとして5月から4回ほど通信高校生と一緒に色々なお話をしました。僕の経歴や夢についてプレゼンしたり、高校生たちの夢について語ってもらったり、他愛ない雑談をしたり(←これが一番難しくて、楽しい)でした。

この2つの出来事を経て、実感したことがあります。それは「人(相手も自分も)の持っている力を、信じ続けること」の楽しさです。人は必ず変化します。たった数ヶ月で、ビックリするくらいピカピカな笑顔になっていたりします。それは、元々その人が持っていた力なんだと僕は思っています。

自分でも気づいていなかった、気づいていても上手く発揮できなかった力が、人にはたくさん眠っている。それを根拠なく信じてくれる誰かがそばにいると、ゆっくり時間をかけてその力が目を覚ます。そんな瞬間にたくさん立ち会うことができました。

信じ続けること、待つことは、とにかくめっちゃしんどいです。でも、めっちゃ便利なコンビニやamazonでは得られない(コンビニもamazonもヘビーユーザーですが)言葉にできないような「楽しさ」「嬉しさ」を得ることができた。終わってみてそう感じています。

ちなみに、忘れちゃいけないポイントは(相手も"自分も")というトコです。ついつい「できていないところ」「ダメなところ」を数えてしまうけれど、ちゃんと自分の「できているところ」「良いところ」を認めていかないと。今日も「(良いところを)出し惜しみしちゃだめ」と言われてドキっとしてしまいました。