今日は心斎橋で坂爪圭吾さんのイベントに参加した

坂爪さんは、「ヤバイことだけをして生きる」っていう実験をしている人で、仕事も家も持たずに流浪している(詳しくは彼のブログをぜひ見て下さい http://ibaya.hatenablog.com/) ブログを読んた印象だと、自己主張の激しい人なのかなって思っていたけれど…

エセ関西人の夜明け

どうでもいい話ですが、最近の僕は関西弁です。東北から関西に来て、もうすぐ10年。ずっと標準語を通してきました。たぶん、関西人が苦手だったんです。 京都在住の頃は、生粋の関西人とはあまり接点がありませんでした。大阪に引っ越すと、そうはいきませ…

他意のない言葉に、自分でも驚くくらい深く傷ついている

それはちょっとした好奇心。何気ない日常会話の風景。想像力の欠如。「地震は大丈夫だったんですか?」 例えば、出身地を聞かれ「仙台」だと告げると必ず聞かれるこの質問(※この質問に傷ついた訳ではない)。興味を持ってもらえることは嬉しい、悪意のない…

人(相手も自分も)の持っている力を、信じ続けること

僕にとって、今月は節目になりそうな感じです。2つの大きな出来事をやり遂げることができました。1つは、春から転職したNPOの新人研修に区切りついたこと(まだ続きはするのですが....)。もう1つは、D×Pクレッシェンドのコンポーザーをやり遂げたこと(詳…

今日の洗濯と明日の晩飯

「5年後の夢は何ですか?」 金曜日、新人研修(最近転職したので)の講師(中小企業コンサル会社社長)からこんな質問があった。講師曰く「具体的なゴールを持てば、逆算して成長できるから必ず夢は叶う。逆に言えば、何もない人はいつまで経っても何も実現…

内田さんのこのブログを読んでハッとした

僕の周りには(僕を含めて)なんだか「生きづらそうな人」が多い。内田さんの言葉を借りれば、既存の社会システムにスマートに順応できない、というか、したくない感じ人たちだ。たしかにシステムの中で「費用対効果のよい生き方」"=お金、地位・名声、安定…

自分の強さを認める、という困難さについて

類は友を呼ぶ?のだろうか。僕の周りには、社会に対して不安を持つ人や違和感を持つ人が多い。人と違うことに悩む人、皆と同じステップを踏みたくても踏めない人、同じステップを踏むことに疑問を持つ人。それぞれがそれぞれの葛藤と戦っている。「自分の弱…

得手?不得手?

僕は細かいことが苦手だと思ってる。手先を使った作業は雑になってしまうし、雑になってしまう自分にイライラする。今日も、小さなものを袋の中で並べる作業で発狂しそうになった。にもかかわらず、編み物に挑戦してみると、あまりに楽しくて熱中してしまっ…

NHK「幸福学」白熱教室を結構好きで見ている

「幸福になる人間関係とは?」が第4回のテーマ。幸福は人から人に伝染する(3人目までらしい)ため、人間関係=幸福度といった内容。幸福は幸福を呼び、逆も然り。人との出会いや関わりを大切にすることが何よりも大事とのこと。面白かったデータとして、…

やはり、僕は他人に飯を食わせるのが異常に好きみたいだ

今日の晩飯は、仕込んでおいた2日目のカレー(バター、チーズ、エリンギをたっぷり入れてみた)。同居人が目の色を変えながら空になった鍋にゴハンを入れ、こびりついたルーまで貪っている姿を見て(正直ちょっと怖かったけど)嬉しかった。明日は、頂き物…

やはり、僕は他人に飯を食わせるのが異常に好きみたいだ

今日の晩飯は、仕込んでおいた2日目のカレー(バター、チーズ、エリンギをたっぷり入れてみた)。同居人が目の色を変えながら空になった鍋にゴハンを入れ、こびりついたルーまで貪っている姿を見て(正直ちょっと怖かったけど)嬉しかった。明日は、頂き物…

1月6日にNHKで放送されたTED「Pico Iyer: Where is home?」がとても良かった

ときどき、「誰かの言葉」を言わされているような気になることがある。無難な言葉、道徳的な言葉、聞こえの良い言葉、扇動的な言葉、刺激的な言葉、感情的な言葉、客観性を装った言葉、正義の言葉。それを口から出したと同時に、言葉によって何かを埋めたは…

旧帝大卒修士→欧州大学院卒博士の文系娘(35歳)がワープア(年収150万)で困っているという母親の記事

「高学歴で独身・貧乏=終わり・負け組」というのが一般的な発想(≒常識)なんだろうか。この母親が見ているのは「自分」と「世間」だけで、「娘」の立場になって書かれた言葉が見当たらない。安定した職・結婚・出産育児・介護・研究etc 何を選択するかは本…

「生きづらいよね」って言える社会から始めてみたい

最近、いろんな場面で「生きづらさ」という言葉に出くわす。昨日の家入一真さんのセミナーでも、D×Pさんの研修でも。今彼らが注目を浴びるのは、たぶん具体案を提示し、体現しているからなんだと思う。「生きづらいなら、こんな抜け道があるよ」「大通りだけ…

"ボランティア”の衰退

2011年を境に、顕在化した気がする。人々は非営利で且つ社会や他者に貢献する活動を“ボランティア”と呼称しなくなった。さらに言えば、ボランティア活動と呼ばれる行為の需要と供給は確実に減っている。その理由を考えてみる。ボランティア元年と呼ばれた199…

伝えるときの単純な話

情報伝達において、口頭だけ、よりも文書があった方が伝わりやすいし齟齬が発生しにくい。口頭では、自分が発言した内容を正確に記憶できないし、情報に抜けが無いかチェックが難しい。でも、文書化するのって面倒くさい。言った方が早い.......というのも分…

自分で作ったモノは自分で直せる」という当たり前を発見

先日参加したワークショップでの発見だった。当たり前といえばそれまでだが、私にとっては目から鱗。内容は(スポンジ的な何か削って、白いパテ的なもので塗ったりして、磁石を埋め込んだりして)立体マグネットを制作するというものだった。作り終わったと…

思い切りお掃除をした。

思い切りお掃除をした。 集中して、この機会に水回りの汚れを一気に綺麗にしてみた。 やはり、整理された空間は気持ちがよい。(w)気がつくと、見失っているときがある。手触りというか、実感というか、生きているという感覚を見失っているときがある。存在…

スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」

http://www.ted.com/talks/lang/ja/susan_cain_the_power_of_introverts.htmlアメリカの(特に男性)社会では「行動する人」=外向的な人物が理想化され、「考える人」=内向的な人はネガティブなイメージを付与されることが多いという。彼女は内向的な人の…

今日は生存学研究センター(立命館)のセミナーに参加してきた。

生存学とは、障害学と生命倫理学と中間を占める学問領域かと思う。今回のセミナーでは、産社の大谷いづみ先生の発表が印象的だった。(私も感銘を受けた)カズオ・イシグロの『わたしを離さないで‐原題Never Let Me Go-』(注意・以下ネタバレあり)を題材に…

[[]]*1344961618*最近読んだ論文まとめ(後でコメントする)

◆脳神経科学のメタ倫理学的含意 ―道徳判断と動機づけとの関係について― http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/OJ11/katagi.pdf内在性について、中途脳障害を鍵にアプローチした論文。 リサーチクエスチョンは興味深い。 ただ、道徳判断、動機づけetc 各論者…

「ことばときこえって?言語聴覚士の世界」に参加した

今日はなにわ橋駅で哲学セミナーに参加した。 http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/2012/000370.php後半は対話形式の哲学カフェだった。 そこで議論に上がった以下のトピックが興味深かった。・障害と治療について(何をもって正常と異常を判断すべきか、障害とは…

学力と階層

苅谷剛彦氏『学力と階層』を解説した内田樹氏ブログ。 要約すれば文化資本によって学力に格差が生じるという内容。 「努力する能力」は万人に均等に分配されているわけではない。努力する能力は子どもたちの出身階層に深く影響される。階層上位の家庭の子ど…

「再稼働反対」と「脱原発」は同時に語られると混乱する

私は、今回の「再稼働反対」「脱原発」を掲げるデモを観察する中で混乱を感じている。それは、デモという性質上当然のことではあるが、多義的な主張が「再稼働反対」「脱原発」というシンプルなスローガンで包括されているからである。 まず確認したいのは「…