「生きづらいよね」って言える社会から始めてみたい

最近、いろんな場面で「生きづらさ」という言葉に出くわす。昨日の家入一真さんのセミナーでも、D×Pさんの研修でも。今彼らが注目を浴びるのは、たぶん具体案を提示し、体現しているからなんだと思う。「生きづらいなら、こんな抜け道があるよ」「大通りだけが道じゃない」そんな風に僕たちを誘っている感じがする。

大多数の人が彼らのようには(すぐには)できないと思う。満員電車に乗り、バイパスで渋滞に捕まる。そうして(疑問を持っていても)現実と折り合いをつけていく。もちろん、「満員電車に乗る=悪」じゃない。ただ、みんながみんな、同じ時間に通勤・通学しなくてもいい。そんな生き方もありだと思う。

そう言えることが大事だと思う。「満員電車に乗りたくない」「時間を変えて出社・登校したい」とか。たぶん、「みんな我慢してるんだ。お前だけ文句を言うな」とか言う人も一定数いると思う。でも、みんなが我慢しているからこそ変える必要があるんじゃないかな。

「生きづらいよね」と言う。「生きづらいよね」と言われても否定しない。そんな社会になったら、結構「生きやすく」なるような気がする。